【水草には必須】CO²添加器具の選び方とその導入方法

最高の水草水槽を作るにはCO²添加が必須な理由


もののん

どうも!もののんです!

今回は水草水槽には必須のCO²添加についてご説明します!
私は学生時代は金欠だったので、
CO²添加に本格的に取り組むことができませんでした…
(発酵式はやってました)

大人になりある程度資金力を得たため、
今回いろいろと勉強をしながら記事を書くことで、
その方法やコツを共有していきたいと思います。


必要な器具一式
  • 水槽
    水槽の種類と選び方
  • 照明 
    照明の種類と運用について
  • 濾過
    ろ過の方法と最適な機材とは
  • 水温管理機器
    水温管理の重要性と機器の紹介
  • CO²添加器(本記事)
    CO²添加の方法とコツについて
  • レイアウト補助
  • エサ


1.CO²添加とは?

絨毯

こんな緑いっぱいの水槽、憧れますよね…
こういった水槽を水草水槽と呼びます。
そして、このような水槽を作るには、CO²添加が必須といわれています。

そもそもCO²添加ってなに?っていう方もいるかと思いますので、
まずはそこからご説明します。

一応書いておきますが、
CO²は二酸化炭素の化学式です。
…ここはおそらく誰でもおわかりかと思います。

なんで水草にCO²が必要なのかといいますと、
植物育成に必要な要素のうちのひとつだからです。

ザックリ説明すると、

①水
②栄養
③光
④CO²(二酸化炭素)


この4つが植物の育成に必須といわれています。
つまるところ、

①水…水槽内の水
②栄養…底床のソイルや土、または肥料
③光…照明器具
④CO²…CO²添加器具


上記のように、
植物に必要な環境をすべて人工的につくりだしてあげることで、
水草の育成を促していくのが、水草水槽というわけです。
あくまでCO²の添加はその一部であり、
添加したからと言ってすぐ水草が成長し始めるわけではありません。

まずそこは注意しましょう!

2.CO²添加の要・不要

とはいっても、CO²添加がどんな水草にも必須というわけではありません。
たとえば、成長にそこまでCO²を必要としない水草も存在します。

例えば、アナカリスやマツモ、アヌビアスナナ、
また最近人気のブセファランドラなど。
いわゆる陰性の水草ですね。
これらは光合成の効率が非常によく、
少ない二酸化炭素でも光合成が可能です。

△アナカリス

△アヌビアス・ナナ

△ブセ・ファランドラ



逆にグロッソスティグマや、ヘアーグラス、
また主にロタラ系統などの陽性の水草。
こちらは多くの二酸化炭素を必要としますので、
低濃度の二酸化炭素濃度では育成が望めません。

△グロッソスティグマ

△ヘアーグラス

△ロタラ系

個人的に有茎草(茎のある水草)は、
CO²あるとなしとじゃ雲泥の差な感じでしたね。
育つには育つんですがやはり物足りないです。

皆さんが想像する「水草水槽」には、
基本的にCO²は必須だとお考え下さい。

3.CO²添加の方法

さて、水草にはCO²が必須ということがおわかりいただけたと思います。
では実際に水槽内にCO²を添加するには、
どういった手法があるのでしょうか。

いまのところ、手法は大きく分けて2つ存在します。

①強制添加

②タブレット


一応自然溶解式などもあるのですが、
現在の主流はこの二つとお考え下さい。

また②のタブレットですが、
個人的におすすめはしません。
本格的に水草水槽をやろうとしたら、
正直強制添加一択です。

そしてこの強制添加式の中でも、
さらに細かく3つの方式に分けられます。

①ボンベ式強制添加

②発酵式強制添加


③化学式強制添加



こちらはそれぞれメリット・デメリットがありますので、
しっかりみていきましょう!


ボンベ式強制添加

まずボンベ式強制添加ですが、
現在こちらが一番有名であり主流な方式になります。

小分けで売られている上記のような小型ボンベか、
もしくは「ミドボン」にレギュレーターと呼ばれる、
ガスの圧力を調整する機器を装着。
耐圧チューブを通し、水槽内にCO²を噴出させる方式です。

△ミドボン…緑色のボンベの略

ミドボンは本ブログ内でも何度か出てきておりますが、
液化炭酸ガスの緑のボンベ…略してミドボンです。
コストパフォーマンスはすべての手法の中で最高です。
ただし初期投資が相当にかかります。
とはいえ長く続けるにあたってはこの方法が最良と思います。

昔は酒屋さんに直接交渉してボンベを購入し、
中身を定期的に補充してもらうのが定番でした。
そのため、近場に酒屋さんがないなどで諦めることもありましたが、
いまはネットショップでも取り扱いがあります。
もちろんガスの補充もできますので安心です。

ミドボンの接続方法については、
また別の記事で紹介しますね。


また、小型ボンベに関しては、
ミドボンを導入するのはちょっと…という方や、
小型~中型水槽を使用する予定の方には、
おすすめできます!

ミドボンと比べるとランニングは高くつきますが、
気軽にボンベを購入できますので、
初めてCO²添加を始めるという方にも最適ですね!

小型とミドボンの選び方
  • 小型ボンベはこんな方におすすめ

    ・初めてCO²添加をする
    ・小型~中型水槽(30cm~60cm)
    ・ミドボンは敷居が高いと感じる場合

    イニシャル⇒約\20,000
    ランニング⇒¥500~¥1,000/月(ボンベ買い替え代)
  • ミドボンはこんな方におすすめ

    ・CO²添加は経験がある
    ・中型~大型水槽(60cm以上)
    ・複数水槽を持っている

    イニシャル⇒約\25,000
    ランニング⇒¥200~¥300(大型ボンベ充填代約\5,000/2年)

発酵式強制添加

引用画像
△引用画像

発酵式CO2添加装置の作り方-水草水槽のCO2ボンベ代用法

発酵式CO2添加とは、その名の通り発酵(=酵母菌(イースト菌、乳酸菌など)がエネルギーを得るために有機化合物を酸化して、アルコール・有機酸・二酸化炭素などを生成すること)によって発生させたCO2を水槽に添加して飼育水に溶かす方法です。逆に発酵式以外にはどんな方法があるのかというと、あらかじめ二酸化炭素が充填されたボンベをレンタルまたは購入し、専用の器具を使用して量を調節しながら水槽に添加するという方法があります。

発酵式CO2添加装置の作り方-水草水槽のCO2ボンベ代用法 (aquaturtlium.com)

超有名ブログであるaquaturtliumさまが、
大変詳細を書かれておりますので引用させて頂きます。

簡単に言うと自作のボンベをDIYする方式です。
強制添加する方式自体は変わりません。

私も高校生の頃、
この発酵式強制添加をしていたのですが、
本当に手間暇かかるわりに言うほど安くありません…
安いのは初期投資だけです…
なんだかんだ毎月数百円はかかっていましたし、
なにより手間がヤバいです。
2週間に一度は丸ごと交換が必要になるので、
手間暇かけてやりたい!というならありかと思いますが…

また、CO²の添加量も安定しません。
夏場・冬場で大きく反応が異なります。
めちゃめちゃ難しいです。
そのため、この手法はあまりおすすめできません。

どうしても初期投資にお金かけたくなく、
かつ小型水槽ならまぁ…と思います。

ただ、大人になってから再度チャレンジしてみたい気持ちはありますね笑
いつか記事にできたらと思います。


発酵式はこんな人におすすめ

・初期投資を抑えたい
・小型水槽(30cm~45cm)

イニシャル⇒約¥1,000~\1,500
ランニング⇒¥300~\500

化学式強制添加

そして最後の「化学式強制添加」です。
これはつい1-2年前に出てきた新しい手法です。

クエン酸と重曹を混ぜることで、
炭酸ガスを発生させるという方式になります。


一見発酵式と似ていますが、
圧倒的に難しい手順が必要なく、
クエン酸と重曹と水をぶちこんで、
混ぜるだけというお手軽ぶりです!

また初期投資額も、
ボンベ式と比較してほぼ半分ですみます。

維持費はさすがにミドボンには劣りますが、
発酵式とは大差ないです!

さらに、スピードコントローラーや電磁弁といったものも
すべて内蔵されており、すぐにでもCO²を始められます

初めてのCO²添加はもちろん、
小型~大型水槽まで幅広く使用できますね!
本当にオススメです!

▽クリスタルアクア CO²ジェネレーター


化学式はこんな人におすすめ

・小型~大型水槽(90cmを超えてくるとミドボンをおすすめします)
・初めてCO²添加をする
・お手軽にCO²添加を始めたい

イニシャル⇒¥10,000~¥15,000
ランニング⇒¥300~¥500(重曹とクエン酸代)


4.ボンベ式に必要なアイテム

3つの方式についてご説明してきましたが、
その中で最も主流な「ボンベ式」
実際にやってみるとそんなに難しくないんですが、
初心者の方だと何が何やらわからないですよね…

それをできる限り簡単にわかりやすく説明します!

ボンベ式強制添加アイテム一覧
  • ボンベ本体 【必須】
  • レギュレーター【必須】
  • 電磁弁
  • スピードコントローラー
  • 逆流防止弁【必須】
  • バブルカウンター【必須】
  • 耐圧チューブ【必須】
  • エアチューブ
  • ディフューザー【必須】
  • プログラムタイマー

ボンベ【必須】


小型ボンベ、もしくはミドボンですね。
どちらかは必ず必要です。

交換の際は、
小型ボンベならボンベごと交換。
ミドボンなら中身を再充填する形で交換となります。

レギュレーター【必須】

レギュレーターとは、
ボンベ本体の口に接続し、
ガスの圧力を調整する機器です。

選び方ですが、
小型ボンベ専用
大型ボンベ(ミドボン)専用

まずこちらを確認してください!

ミドボンを使用する予定だったのに、
小型ボンベ専用のレギュレーターを購入してしまうと、
当然ですが規格が合いませんので、
金ドブになってしまいますよ!

また、初心者の方は、
フルセット商品というのも多くありますので、
そちらを購入してしまった方が楽です。



電磁弁

電磁弁とは、
後述するプログラムタイマーと共用し、
CO²を添加する時間を制御可能にするパーツです。

CO²を添加する時間というのは、
主に水草が光合成をおこなっている時間となりますが、
光合成はCO²だけでは行えません。
そう、光が必要となります。

つまり、
照明がついている間だけCO²を添加する
ということが非常に大事になるのです。

なぜかというと、
当然ですが太陽の光は24時間さしていません。
自然界ではそれが普通なわけです。
そのため、日光が差している間に、
水草は光合成をしようとします。

ただし、飼育上では、
24時間照明を点灯しておくことも可能ですよね。
これをしない理由は、
自然の摂理に反する状況に長く置くと、
水草も生体も調子を崩し、
水質も低下してしまうからです。

そのため、日照時間に近い6時間~8時間照明を点灯させることが、
アクアリウムでは常道となっており、
CO²もその時間内で添加することが理想となります。
もし照明を消した後もCO²を添加し続けると、
光合成が行われない=CO²が消費されない
という形になり、
生体が窒息してしまうことになりかねませんからね…。

…長々と説明してしまいましたが、
極論、毎日同じ時間に照明もCO²も電源を切るのであれば、
電磁弁は必要ありません。


ただ、これって難しいですよね?
飲み会で帰りが遅くなる~
今日は仕事で残業だ~
旅行にいく間どうしよう~
etc…


おとなしく電磁弁を使用して、
機械にお任せした方が楽です…笑


スピードコントローラー


スピードコントローラーは、
レギュレーターで減圧したガスの流量を、
調整してくれる機器です。

なくても大丈夫ですが、
細かい制御が可能となりますので、
あると非常に便利です。

特に低速制御型というのが、
コントロールがしやすいのでお勧めです。


逆流防止弁【必須】

水槽内の水がレギュレーターやスピードコントローラーに、
逆流してこないようにする器具です。
逆止弁とも略されます。

後述するバブルカウンターとセットになることも多いので、
セット品を購入した方がお得かもしれません。

バブルカウンター【必須】

よくアクアリストの間で、
1秒1滴で~」とか、
話しているのを聞いたことはありませんか?

これは、
バブルカウンターから立ち上がる泡のこと
をさしています!

1秒につき泡が2回あがったら、
それは1秒2滴になります。

小型水槽であれば1秒1滴~3滴でいいですが、
水量が増えれば増えるほど、
必要な適量は増えていきます。

例えば小型ボンベは1秒1滴でだいたい1か月もちます。
2滴にしたら単純に2倍量なので2週間前後ですね。

1秒/〇滴小型ボンベ(74g)
添加持続期間
大型ボンベ(5kg)
添加持続期間
1滴1か月5年
2滴15日2.5年
3滴10日2年
4滴7日半1年3か月
5滴6日1年
6滴5日10か月
7滴4日8か月
8滴3.75日7.5か月
9滴3.3日6.8か月
10滴3日6か月
△概算ですので参考までに…



ちなみに私は120cm×60cm×60cm水槽ですので、
水量は432ℓです。(ヤベェ!)

こうなると1秒7~10滴は必要になりますね…
5kg大型ボンベの交換費用がだいたい¥5,000なので、
ランニングでいうと¥1,000/月くらい。
まぁ…許容範囲です(吐血)


耐圧チューブ・エアチューブ【必須】

機器と機器の間をつなぐチューブになります。
耐圧チューブとエアチューブの違いは、
ガス圧に耐えられるかどうかです。

レギュレーター

スピードコントローラー

電磁弁


などのガスを制御する機構の間は、
耐圧チューブを使用します。

他の部分はエアーチューブで問題ありません。
逆に上の箇所をエアーチューブにしてしまうと、
チューブが破裂する可能性があります。

いってしまえばすべて耐圧チューブでつないで問題ないですが、
耐圧チューブは大変固いので、
機器とのつなぎ合わせが結構大変です。
交換の際、手間になりますので、
エアチューブにしておいた方が無難です。

ディフューザー(CO²ストーン)【必須】

ディフューザーは、
水槽内にCO²を拡散するための器具です。
CO²拡散器、CO²ストーンなどの別名もあります。

CO²の泡が細かければ細かいほど、
水槽内をふよふよと漂い、
結果的にCO²の添加率がよくなりますので、
細かい泡が出れば出るほど、
それはよいディフューザーといえます。


また、観賞用の水草水槽ですので、
できればカッコイイのを選びたいですよね。

いろいろ商品があるので困るところですが、
私は大型水槽ですのでこちらを使用する予定です。



▽JARDLI ディフューザー

90cm~120cm用の大型ディフューザーです!
小型水槽や中型水槽であれば、
もっと小型のもので全然問題ありません!


プログラムタイマー

最後にプログラムタイマーです。

電磁弁とセットで使用することになりますが、
CO²の添加時間を制御することができます。

特にCO²添加と照明はセットにしたいですが、
エアレーションは夜間のみ実施したいなど、
2系統のプログラムが必要になる場合は、
1系統のプログラムタイマーを2つ購入するか、
2系統管理できるプログラムタイマーを購入する必要があります。

▽1系統プログラムタイマー


▽2系統プログラムタイマー


配線をスッキリさせたいなら2系統。
2つ購入して単体管理したいなら1系統って感じですね。



5.まとめ

もののん

いかがでしたでしょうか。
CO²添加は複雑そうに見えますが、
理解できればいろいろとカスタマイズでき、
非常に楽しくなってきますよね!

私はCO²添加と一緒に、
エアレーションもインライン化を、
やってみようと考えておりますので、
また記事にできたらと思います!

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